allways in goodmood

まいにち気嫌よく過ごしたいものですね

ひとり旅で泊まるホテルの話

私の愛車と同じ車種に乗っているおじさまが、鄙びた温泉宿に泊まって、風呂に入って、ビールを飲んで、風呂に入って・・・というブログをしていて、すごく憧れていました。

私もやってみよう!と思ったのですが、小さな温泉宿というのはアラフィフの私にはハードルが高く、未だ実現できていません。もう少し年季を積んでからにしよう。

 

さて、愛車でのひとり旅、宿泊先を選ぶ際に、まずは駐車場があるかどうかを確認します。

ホテルや旅館自体の駐車場ではなく、近隣のコインパーキングや共同の駐車場を利用する場合であっても「駐車場あり」だったりするので、愛車を一晩停めるところがどんなところなのか、まずは第一に確認します。(すごく狭かったり、ホテルから遠かったりするところは避けたいのです。)

 

あとは、禁煙室で、一人で利用できるお部屋かどうか。

大きな温泉旅館(ホテル)だと、お部屋の仕様が2〜4人の和室が多く、一人利用というのは割高になったりしますし、そういうお宿で「シングル」というお部屋があっても、観光バスの乗務員用だったりしてがっかりすることがありました。

なので、「一人で利用できる」かどうかは、やや慎重に判断します。

まあ、そうなると、旅館というのはやや厳しく、大抵は駐車場を備えたホテルを選ぶことになります。

 

チェーン展開のホテルでは、Rホテル、Sホテル、Dホテルをよく使うのですが、大体どこに行ってもお部屋の仕様は同じで安心感がある上、朝食無料だったり、朝食のメニューに地元の特色が出されていたりして、お気に入りです。

また、ビジネスマンや工事作業員の方が多く利用していた東海地方の某ホテルは、前身がラブホだったらしく、シャワー室が室内から丸見えという気恥ずかしい間取りでしたが、窓からの夜景が素晴らしく素敵で、ビジネス用のデスクもあり、また泊まってみたいホテルです。

信州の某リゾートホテルは、ツインの部屋のシングルユースができ、私の懐事情の範囲内で湖畔のリゾート気分を味わうことができるので、エアコンがないとか、窓が少々汚いとかのマイナス面はあるものの、何回かリピートしています。

 

出張を含むひとり旅で、各地のホテルに宿泊してみて、施設が古かったとか、接客が・・・とか、お掃除が・・・とかとか、まあ、いろいろありますが、大抵は「まあ、そんなものだな」という程度で受け流すことができるものの、宿泊先選びで気味が悪い思いをしたことが1回だけあります。

それは、とある地方の観光地にある観光ホテルに宿泊した時のことでした。

そのホテルは、広い駐車場があることが目に留まり、ホテル自体は新しくはないものの、料金がかなり安く設定されていたので、気になってホテル検索サイトの口コミをみたところ、評価が非常に高かったので、大きな期待をして宿泊することにしたのです。

しかし、ホテル内の廊下は暗く、若干の気味の悪さが漂う雰囲気はまだ許せたのですが、部屋のユニットバス設備が、超絶!!古くて!汚くて!臭い!のです。

また、ベッドのある室内は改装してあるようでしたが、天井には不気味なシミが・・・。

不思議なことに、このホテルの口コミには、こうした古さや、臭いや、シミについての指摘は全くないのです。それどころか、(ちょっと古いけど)素晴らしいと褒め称える評価がズラリ。そして、悪い評価が全くと言ってよいほど無いのです。

もしかして、この部屋だけがこんな感じなのかと思ったのですが、ホテル側によれば普通のお部屋なのだとか。

このホテルの対応は、「この部屋だけ古いので訳ありで安い部屋でした」とか言われるよりもずっと怖かったです。オバケこそ出ませんでしたが安眠できず、このような部屋で異常な高評価の口コミの羅列は胡散臭さを通り越して気味が悪くて、二度とこのホテルには泊まりたくありません。

まあ、元々は、安い値段が気になって口コミを確認したものの、その高評価を迂闊に信じた、私の「失敗」ですけどね。

 

この経験があって、口コミは内容をちゃんと見るようになりました。

良い口コミしかなかったり、良い口コミの内容が偏っている場合は、口コミの削除や編集がされているのではないか、と疑ってしまいます。

 

お宿選びもまた、ひとり旅の楽しみですので、値段や口コミに飛び付かず慎重にしようと思います。